「私に似合うアイシャドウの色は?」
「似合うリップはどんなものがおすすめ?」
レッスンにお越しいただくお客様から多くいただく質問の1つが「色」について。
パーソナルカラー診断が普及した今、
SNSで簡易診断とかもあったりするので
何となく似合う「系統」をご存知の方は増えました。
色と密接に関わるメイクをしていて思うことがあるんです。
付け方のついでのように「似合う色は?」と聞かれますが、、、
勿論簡単に青みのあるピンクが似合うよ〜なんて答えることは出来ます。
でも、色ってそんな簡単じゃありません。
服えらびと同じ感覚でメイクの色を選んでしまうとせっかくの似合うはずの色が
「何だか思っていたのと違うかも…」を引き起こします。
そのくらい洋服を着て似合う色とメイクの似合う色は全く別物と思ってもらいたいのです。
多くの人が見落としがちな「顔の土台」
メイクといえばアイメイク!
…と気合が入るお気持ち、よくわかります。
目元のメイク紹介動画も多いし、一気に変化を感じますものね。
でも、実はお顔の印象を左右するのは「眉」や「ベースメイク」だったりします。
どんなに素敵な色のアイシャドウを乗せても
お顔の額縁である眉が整ってなかったり
範囲が広くその方の印象を決定づける肌に色ムラが目立っていたら
色の魅力は半減してしまいます。
まずは土台を整えること。
これが色を活かすための第一歩です。
メイクは掛け算できまる
洋服で似合う色とメイクで似合う色は別物と考えてください。
なぜなら洋服は着るもの。でもメイクは直接肌に乗せて「混ざり合うもの」だからです。
肌に直接乗せる=色が混ざる、のです。
コスメの色×あなたの素肌の色=仕上がりの色
見た目で選んで自宅に帰って口紅つけてみたら全然違う色になった!って経験 は
ゼロ ではないはずですよ。
時間が経つと色が変わって見えてしまう「酸化」のメカニズム
さらに厄介なのがメイクは「つけたて」がゴールではないこと。
私たちの肌は常に皮脂や汗が出ています。
そして時間経過とともに素肌との色の混濁が起こり、色が沈んで見えます。
メイク時間が長ければ長いほど、メイク崩れもあれば単純に酸化して濁ってしまう。
夕方になると顔色が暗く見えてしまうのは
疲れだけが原因ではなく、この色変化が起きている事も要因の1つ。
レッスンでは「色」だけではなく
「質感」や「崩れにくさ」を重視するのは
この時間経過による色の変化を計算に入れる必要があるから。
失敗しない色選びのコツ
セルフでコスメを選ぶ時は、試した直後だけでなく30分くらい待ってみる。
時間が経ってなじんだ頃に確認することをおすすめします。
パーソナルカラーはあくまでもあなたを輝かせるための「目安」の1つ。
本当に「似合う」ものはあなたの肌質、骨格、に合わせた
色と質感と形が絶妙なバランスの上に成り立つものなのです。
そして、メイクの「似合う色」はバランスと色を混ぜた時におこる”変化”も含めてのカラーです。
メイクはもっと楽しめるもの!!
似合わない色、、と決めつける前に何でも試してみましょうよ!!
思わぬところに「似合う」が隠れているかもしれませんね。


